トピックス（健康関連）　　　　

腕のねじれ(2017.03.06.)

小学２年生の女の子。 　　
症状は、頭痛、複視など（４年前の臨床結果）。 　　
　　
視力検査すると、 　　
◆1つのランドルト環の周りに４つのランドルト環が見える状態 　　
（真ん中一つ、周辺（斜め位置）４つ、計５つのランドルト環が見えている） 　　
◆0.1～0.3、1.5～2.0は、左右いずれの目でも１個に見える 　　
　　
腕のねじれを解消したら、 　　
即、複視が解消されるという予期せぬ結果が得られました。 　　
　　
予期せぬと書きましたが、 　　
腕の筋肉の硬結が視力に影響していることもあるため、ありえる結果。 　　
　　
うれしい誤算でした。 　　

（参考情報） 　　
腕のねじれって何？と思われたかもしれませんが、 　　
簡単に自分で確かめられます。 　　
　　
仰向けで横になったその時、 　　
手の甲が上を向いているか、下を向いているかで分かります。 　　
　　
●手の甲が下を向いているとき、楽に感じる⇒ねじれていません（正常） 　　
●手の甲が上を向いているとき、楽に感じる⇒ねじれています 　　
　　
腕のねじれがあると、腕を使ったときの力の伝わり方が乱れて、 　　
◆頭痛 　　
◆首痛 　　
◆肩こり 　　
◆五十肩 　　
◆猫背 　　
◆ひじ痛 　　
◆手首痛 　　
◆腰痛 　　
などの原因になることがあります。 　　
また、体幹がねじれていた場合、膝痛の原因にもなったりします。